2、3本ずつ苗を手に取り、丁寧に植え付ける三田川中の生徒たち=吉野ケ里歴史公園

 地元に根付く古代の文化を継承し、郷土愛を育もうと、吉野ヶ里町の三田川中の生徒81人が27日、古代米の田植えを神埼市郡の吉野ケ里歴史公園で体験した。小雨が降る中、当時の服装である貫頭衣の上からかっぱを身に着け、赤米の苗を懸命に手植えした。

 同校では総合的な学習の授業「郷土学」の一環で、田植えと収穫を毎年体験している。神埼市シルバー人材センターや公園関係者らが植え方を指導。生徒たちは泥に足を取られながら、復元された水田約10アールに「つくし赤もち」という赤米を次々と植え付けた。

 泥だらけになって作業に励んだ西原雄一さん(13)は「等間隔で植えることが難しかった。おいしく育ってほしい」と願い、川上乃愛のあさん(12)は「腰が痛くて大変だった。昔の人は機械を使わず手作業でやっていてすごい」といにしえに思いをはせた。

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