マンホール上には簡易式のトイレとまわりの目を隠すためのテントが立てられた=佐賀市若楠の若楠公民館

マンホールトイレを組み立てる地域住民たち=佐賀市若楠の若楠公民館

 住民の防災意識を高めようと、佐賀市の若楠まちづくり協議会(原武継成会長)は26日、若楠公民館で災害時に使う非常用トイレなどを組み立てる体験学習会を開いた。約100人の地域住民らが集まり、被災時の対応を学んだ。

 豪雨や地震など、全国で大規模な自然災害が相次いでいることを受け、同協議会が初めて企画した。公民館横の広場に設置されている「かまどベンチ」で湯を沸かして非常食を作ったり、マンホール上に簡易式のトイレを組み立てたりした。参加者たちは組み立てに戸惑いながらも、一連の作業を確認した。

 娘の瑛万(えま)さん(8)と参加した宮﨑弘充さん(45)=佐賀市=は「災害時の道具があるのは知っていたが、組み立てるのは初めて。これからどこで何が起こるか分からないし、次の世代を担う子どもたちにも見てもらいたい」と話した。

 協議会は、災害時に住民が自ら動く体制をつくろうと、6月中に自主防災組織を立ち上げることにしている。原武会長は「住民が率先して動けるよう、連絡網などを整えたい」と話している。

このエントリーをはてなブックマークに追加