560人が集まり「オスプレイ来るな」と気勢を上げた決起集会=佐賀市川副町のスポーツパーク川副体育センター

 佐賀空港への自衛隊輸送機オスプレイ配備計画に反対する決起集会(オスプレイ反対住民の会主催)が26日、佐賀市川副町のスポーツパーク川副体育センターで開かれた。地元住民を中心に約560人(主催者発表)が集まり、「国防のためとして公害防止協定や県民の意向を無視し、オスプレイを配備することは許されない」と気勢を上げた。

 昨年8月に受け入れを表明した山口祥義知事は今月24日、自衛隊との共用を禁じた公害防止協定の見直しを県有明海漁協に要請したばかり。参加者は主催者の予想を上回ったという。

 集会では6人が意見発表した。地元のノリ漁家・佐々木成人さん(50)は「漁場の環境が一番心配。一度、変われば元に戻せない」と訴え、同じ石尾義幸さん(69)も筑後大堰(ぜき)や諫早湾干拓などの影響による漁業不振を挙げ「行政は口先で良いことばかり言うが、地域住民に寄り添う姿勢がない」と批判した。焦点の公害防止協定については市議、県議が「先人の思いが詰まった協定を見直すなんて論外」「漁業者や地権者を孤立させないよう、しっかり反対しよう」と呼び掛けた。

 最後は全員で「オスプレイ来るな」とシュプレヒコールを上げた。住民の会の古賀初次会長は「県はもっとオープンに議論をすべき。今後も小さな説明会や集会を重ね、反対運動を広げたい」と力を込めた。

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