韓国と中国の料理を味わい語り合う留学生や市民ら=佐賀市の西九州大グループ健康支援センター

各国の違いについて意見を交わす留学生や日本人学生ら=佐賀市の西九州大グループ健康支援センター

 アジア圏の学生と市民が交流するイベント「アジアンコミュニティカフェ」が25日、佐賀市の西九州大グループ健康支援センターで開かれた。日本、韓国、中国、ベトナム、タイ、台湾の6カ国・地域の学生と、市民ら約90人が、討論や外国語講座などを通して国際理解を深めた。

 西九州大が、国境や国籍を超えてアジアでつながる人材を育てようと昨年から開き、今回で6回目。長崎国際大(佐世保市)、佐賀市の日本語学校「ヒューマンアカデミー」、佐賀大の学生も参加した。

 韓国のアニメ主題歌を熱唱したり、中国語での告白を披露したりして盛り上げた。ごま油やたくわん、ハムを入れた韓国式のり巻き、中華風お好み焼きなど4品に舌鼓を打った。

 各国の違いを語る討論「若者フォーラム」では、買い物代金の支払い方法、人気のスポーツ、時間の守り方が日本とは異なる点を指摘した。「先生と話す時はベトナムや中国の学生は敬語だが、日本は友達に使うような言葉で距離が近い」「授業中にスマートフォンをいじるのは万国共通かもしれない」などと学生たちは意見を述べた。

 タイ西部のブラパー大から留学している西九大3年のシラパッソーン・チュアケーウさん(22)は「のり巻きは、辛い料理が多いタイにはない味でおいしい。日本や中国はアルバイトをする学生が多いという話が興味深かった」と感想を述べた。

 カフェ“店長”を務めた田中豊治西九州大国際交流センター長は「多様性を認め、ナショナリズムにこだわらないアジア人になってもらえれば」と呼び掛けた。

このエントリーをはてなブックマークに追加