スロープ付きのリハビリ庭園が新しく造られた志田病院=鹿島市

新館竣工記念式典が開かれ、テープカットする志田知之理事長(左から3番目)=鹿島市

 鹿島市中村の医療法人天心堂「志田病院」が増築し、在宅医療やリハビリ機能を充実させた。高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けられるよう「地域包括ケア病棟」を増床して6月1日、新館をオープンする。25日に記念式典を開いて竣工を祝った。

 同市内の祐仁会吉田病院の事業譲渡を受け、新館(2階建て)を増床した。病床数は52から80に増える。1階はデイケアや健康教室などを開くコミュニティーホールを備え、屋外にリハビリができる庭園を新たに造った。

 設備面では、病室のベッド横に情報通信技術(ICT)端末を導入した。スタッフ間の情報共有に役立てる。患者の睡眠や心拍数、離床動作などを検知するセンサーを内蔵した「スマートベッドシステム」も一部で導入した。入院と在宅の切れ目のない連携を図るため、サポートセンターも新設した。

 この日の式典には樋口久俊市長や医療・介護関係者ら約60人が出席してテープカットが行われた。志田知之理事長は「鹿島で地域そのものを支え、必要とされる存在であり続けられるよう努力したい」と話した。

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