開館から47年目を迎える佐賀県立点字図書館(佐賀市天神)の建て替えに向けた基本構想が固まった。点字図書の製作や貸し出しなど従来の機能に加え、専門の相談員を配置して支援に力を入れるほか、新たに交流スペースなどを設ける。2021年4月のリニューアルオープンを目指す。

 新施設は木造2階建てで、延べ床面積は557平方メートル。視覚に悩みを持つ人に支援先を紹介する相談支援室や交流スペース、点字図書を製作する専用室を設ける。エレベーターも設置し、館内に音声ガイドを取り入れてユニバーサルデザイン化を図る。

 県は本年度の一般会計当初予算に4409万8千円を計上した。基本設計や実施設計を策定し、9月以降に現在の施設を解体していく予定。20年度に建て替え工事に取りかかる。図書類は工事中、旧総合保健会館に移しておく。

 現在の施設は鉄筋コンクリート2階建てで、1972年に建設されて以降に増築もされてきたが、老朽化が進んでいた。

 新施設について県障害福祉課は「誰にでも親しまれるような名称への変更を検討している」と話す。

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