祭壇に献花する遺族会会員=伊万里市民センター

追悼式で献花する参列者=鹿島市生涯学習センター

■平和を次世代に 伊万里

 伊万里市主催の戦没者追悼式が23日、松島町の市民センターで開かれた。遺族ら約200人が参列し、アジア太平洋戦争で亡くなった市出身者2719人の霊を慰め、不戦の誓いを新たにした。

 全員で黙とうをささげ、各地区の遺族会会長らが祭壇に花を手向けた。深浦弘信市長は式辞で「平成と同様、令和の時代も戦争のない平和な時代になるよう努力を続け、次の世代に継承することが私たちの責務である」と訴えた。

 市遺族連合会の井本甚一郎会長(80)=南波多町=は「戦後74年がたち、遺族会の会員は設立当時の6割まで減ったが、英霊の顕彰を守り継がなければならない」と述べた。

 

■語り継ぐ努力を 鹿島

 鹿島市戦没者追悼式が24日、市生涯学習センターで開かれ、遺族ら192人が参列した。日清戦争から第2次大戦までの犠牲となった1301柱の冥福を祈り、平和への思いを新たにした。

 樋口久俊市長は式辞で「令和を迎え、この国で戦争があった時代はますます遠くなる。平和の尊さを語り継ぐ努力を重ねることは責務」と述べた。

 遺族らは祭壇に献花し、県議や市議らも参列して哀悼の意を示した。市遺族会の中島徳明会長(85)は「戦争から70年以上が過ぎた今だからこそ、悲惨な戦争を2度と繰り返さないように、どう生きるべきか真剣に考える時」と語った。

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