スコップで川床をさらう生徒たち=5月16日、鳥栖市牛原町の四阿屋遊泳場

遊泳場を安全に遊べるように整備した鳥栖工高の生徒と四阿屋会、県の皆さん

 水のシーズンを前に、鳥栖工高土木科の生徒9人が4月下旬から23日まで、延べ6日間かけて鳥栖市牛原町の河川プール「四阿屋(あずまや)遊泳場」の清掃と整備に取り組んだ。2017年の九州北部豪雨などで上流から流されてきた石や流木を、手作業で片付け、子どもたちが夏場に安全に水遊びできるように水辺環境を整えた。

 学校で学んだ知識や技術を生かして地域に貢献する課題研究授業の一環で、日ごろから遊泳場の管理をしているボランティア団体「四阿屋会」(志藤利則会長他25人)と県東部土木事務所が補助や助言をした。

 四阿屋遊泳場は河内川上流にある、森に囲まれた涼スポットで、夏場には県内外から約3万人が訪れる。最近は豪雨の度に、川の増水で流されてきた石などが堆積していた。

 今回、整備したのは滝状になった堰(せき)よりも下の方で、例年、幼児が遊ぶエリア。事前に測量して石積みの位置を決めた後、河道を整備。右岸側に流されてきた石を高さ30センチほどに積んで砂を盛り、そこから保護者が見守れるようにした。

 作業に汗した建設会社志望の三井所翼さん(17)は「授業で学んだ知識を生かして効率よく石を積むことができた」と振り返り、公務員志望の鶴大樹さん(17)は「岩をも押し流す水の力を改めて実感した」と有意義な体験をした様子だった。

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