出品されたノリを試食し、味や口溶けの良さなどを確かめる審査員=小城市の県有明海漁協芦刈支所

 県有明海漁協芦刈支所青年部(水田健二部長、23人)が20日に開いた今季のノリの食味コンテストで、漁業歴約10年の陣川伸明さん(30)が1位になった。味と香り、口溶けの良さが特に優れていると評価された。

 今年1月に収穫した冷凍網ノリの初摘み21点が出品された。地元の販売業者に加え、商工業者や県有明水産振興センター(小城市)、漁協女性部の代表者ら16人が試食して審査した。

 陣川さんはノリ漁家の3代目。地元の高校を卒業後、民間企業などを経て21歳で帰郷し、現在は60歳の父と一緒に養殖に励む。陣川さんは「審査員からおいしいと言われ本当にうれしかった。来季もいいノリを作っていきたい」と喜んだ。

 コンテストは、ノリの品質向上や漁業者育成を目的に2015年から、ノリ漁が終わった時期に毎年開いている。今年は小雨の影響でノリの生育に必要な栄養塩が不足。色落ち被害も出て収量は伸び悩んだが、全国的な品薄傾向で単価が上がり、芦刈支所の販売額は前季を6%程度上回ったという。

 他の入賞者は次の通り(敬称略)。

 2位 末広翔一(27)▽3位 土井勝朝(かつとも)(36)

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