技術訓練で停電の早期復旧作業を行う職員ら=佐賀市の九州電力川上第一技術訓練場

 九州電力は23日、佐賀市富士町の川上第一技術訓練場で、県内の配電事業所に勤務する若手技術者による技術訓練を実施した。停電被害が多くなる大雨や台風の時期を前に、停電の早期復旧を目指して励んだ。

 訓練は今年で3回目。配電部に所属する勤務歴10年までの社員28人が参加した。佐賀送配電統括センターの三浦浩司配電部長(58)が「安全に裏打ちされた早期復旧につながる技術の向上を目指し、存分に実力を発揮して」とあいさつ。佐賀、武雄、唐津、鳥栖の各配電事業所の4チームが復旧作業を競った。

 1チーム7人がそれぞれ役割を担い、班長の指示の下、仮送配電と断線した電線の応急復旧作業を競技形式で競った。職員らは一つの動作ごとに「よしっ」と大きな声で確認し、きびきびと動き、作業は約1時間半で終了した。

 班長を務め、参加者では唯一の女性社員の原田麻未さん(28)は「皆、安全に作業を終了できてよかった。現場では一般の方への配慮もあり、さらに難しくなる。早期復旧のため、さらに技術向上に努めたい」と話した。

 昨年度、県内では停電で31件(前年度49件)出動したという。

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