新作を中心に約300点が並び、作家独自の色や形の食器などを展示販売する会場=佐賀市の佐賀玉屋

 有田陶芸協会会員らの作品を展示・販売する「有田陶芸協会展」が、佐賀市中の小路の佐賀玉屋で開かれている。40~80代の会員29人が、新作を中心に皿やカップ、花器など約300点を出品している。27日まで。

 県内では3年ぶりの開催になる。作家たちが伝統や自身の技を込めて手掛けた多彩な作品ばかりで、作家ごとに展示スペースを設け、色や造形などを見比べて楽しむこともできる。

 重要無形文化財保持者(人間国宝)・井上萬二さんの「白磁緑釉むつごろう彫文舟形皿」はムツゴロウが飛び跳ねる様子が愛らしく描かれている。十四代今泉今右衛門さんの「色絵墨色雪花墨はじき秋草文皿」は多様な草花が皿を彩る。

 同会の辻聡彦事務局長(53)=有田町=は「作家一人一人の技術の違いや、有田焼の多様な表現法を味わえる」と語った。

 25、26の両日午後2時からは、それぞれ県九州陶磁文化館の鈴田由紀夫館長と有田陶芸協会の今泉今右衛門会長のギャラリートークが開かれる。

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