宮井博章支社長(左)から目録を受け取った龍宿浦浮立保存会の迎和泉会長=佐賀市の明治安田生命佐賀支社

 地域の伝統文化の継承や後継者育成を支援する「明治安田クオリティオブライフ文化財団」は22日、鹿島市飯田の龍宿浦(やのうら)面浮立保存会(迎和泉会長)に助成金60万円を贈った。子どもたちが使う締太鼓の購入費の一部に活用される。

 龍宿浦面浮立は300年以上前から伝わるとされ、一時途絶えていたものを40~50年前に青年団などが中心となって復活させたという。300年前の鬼面があり、黒装束と面長の浮立面が特徴で、七浦秋祭りで五穀豊穣ほうじょうを願い、奉納している。昨年からは後継者不足で2年に一度の奉納となっている。

 佐賀市の明治安田生命佐賀支社であった贈呈式では、宮井博章支社長が「皆さまの継承活動にお役立ていただければ」と目録を手渡した。迎会長は、伝統を後世につなぐ責務があるとした上で「面浮立は地域愛を育むことにつながる。助成金を有効に使いたい」と感謝の言葉を述べた。

 同財団は1991年に設立。本年度は全国から126件の応募があり、42件に計1850万円を贈った。

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