山口尚芳を顕彰する陶板を除幕する武雄市文化連盟の江口勝美会長(左)や小松政市長(右)=武雄市図書館・歴史資料館

 武雄市出身で明治時代に欧米諸国を訪ねた岩倉使節団の全権副使を務め、高官や議員として近代日本の発展に貢献した山口尚芳(ますか)(1839~94年)を顕彰する陶板が出来上がった。展示する武雄市図書館・歴史資料館で20日に除幕式が開かれた。

 陶板制作は市文化連盟が前身の市文化会議の時から郷土の先人を顕彰する事業として行っている。山口尚芳は9人目で、これまでに戦場カメラマンの一ノ瀬泰造、日ソ国交回復に尽力した政治家杉原荒太らを紹介している。

 陶板は56センチ四方で、尚芳の写真とともに、長崎で蘭学を学んだことや佐賀の乱での功績、出身地の武雄町花島区で毎年1月に幼名にちなむ「範蔵(はんぞう)まつり」が開かれていることなども紹介している。

 除幕式には江口勝美市文化連盟会長や小松政市長らが出席。江口会長が「文化連盟創立10周年を記念して取り組んだ。尚芳の功績を多くの人に知ってもらおう」と呼び掛けた。こども歴史コーナーに「ふるさとの先人たち」と題して9人分の陶板を展示している。

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