「唐津は海も山もあり、ハワイに似ている」。4月末に唐津市でライブを行ったハワイ出身で元大関の小錦八十吉さん(55)や同じくハワイ出身で同市在住のダニエル・カポノ・ボイントンさん(41)はこう口をそろえた。

 残念ながらハワイには行ったことがないので、イメージは湧かなかった。ただ、日々の取材で海も山も多く訪れたので、唐津の自然が豊かなことは分かる。長年ハワイで暮らした2人が似ていると言うので、そうなのだろう。

 では、人柄はどうだろうか。ハワイの人はフレンドリーのようだ。カポノさんを事前に取材した際、名前を尋ねられた。「健人けんとです」と答えると、次からは呼び名が「けんちゃん」に変わっていた。ライブ当日もハイタッチやハグを交わした。

 唐津の人たちも同様だ。さすがにハイタッチやハグはないが、取材に行けば温かく迎えてくれ、時間がたつと、下の名前やあだ名で呼んでくれることが多いなと感じる。

 個人の勝手な推測だが、海と山に囲まれた環境が、こうした人柄を育てるのではないかと思う。どれほど環境が似ているのか、いつかこの目で確かめたい。(唐津支社・中村健人)

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