薙刀部のメンバー

 薙刀(なぎなた)といえば、武蔵坊弁慶の大薙刀が浮かぶ。奈良から平安時代、寺院守護のために僧兵が使っていたが、江戸時代になって大薙刀所持が禁止され、「おんな薙刀」など専門流派も生んだ武芸としての技術存続となった。その後、大正から太平洋戦争にかけて競技武道の「なぎなた」となった。

 西九州大学で薙刀部の代表を務める岩永莉渚さん(健康栄養学科4年)は、小学生から剣道を続けていたが、進学した高校の部活動にはなく、薙刀部に入った。大学でも続けたいと思ったが部はなく、経験のある同級生と大学に交渉を続け、新設することができた。

 なぎなたは、修練を重ねることで心身が鍛えられ、礼節を重んじる。剣道に似た防具をつけて戦う試合競技では心理作戦の駆け引きが魅力で、異種試合として剣道と試合することもある。防具をつけない演技競技では2人1組で指定された技を争う。

 なぎなたのために島根県から進学してきた部員もいて、東京での合宿や大会への参加を重ね、人格形成となぎなたの魅力を伝えていく。

このエントリーをはてなブックマークに追加