高度な検査技術で国際規格の認証を得た佐賀県環境科学検査協会=佐賀市光の同協会

 一般財団法人佐賀県環境科学検査協会(佐賀市、85人)は、検査の信頼性を証明する国際規格「ISO/IEC17025」の認定を県内の検査機関として初めて取得した。水質検査の分野で4月1日に取得した。同協会は県内を中心に多くの水質検査に携わっており、高い技術を今後の活動に生かしていく。

 この規格は、試験所などの検査機関が正確な測定結果を出す能力があることを示す。県内企業では近年、食品輸出の際、製造工程で使う水のデータなどを求められるケースが増えているといい、認定取得により、国際取引で求められる高い要求に応えていく。

 同協会は1978年に創立し、食品検査、ダイオキシン類の分析、石綿調査、作業環境測定などを行っている。水質検査では、目に見えない100万分の1単位のデータを扱い、水道水をはじめ、学校の飲用水やプール、海水浴場、家庭で使う井戸水、工場排水など年間約2万3千件を検査している。

 福岡正輔副理事長は「これからも専門能力を発揮し、喜んでもらえるサービスを提供したい」と話す。

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