クラブとして初のグループステージ突破を目指し、練習で激しく競り合うMF松岡(左)とDF安在(中央)=鳥栖市北部グラウンド

 サッカー・J1サガン鳥栖は、YBCルヴァン・カップ1次リーグ最終節の22日午後7時から、鳥栖市の駅前不動産スタジアムでFC東京と対戦する。鳥栖が勝利すれば、クラブとして初めての1次リーグ突破が決まる。金明輝(キン・ミョンヒ)監督も「チャンスがある以上、しっかりトライしたい。当然勝てるメンバーで臨む」と意気込む。

 B組の鳥栖は通算成績1勝2分け2敗(勝ち点5)の3位、対するFC東京は2勝1分け2敗(同7)で2位。鳥栖が1次リーグを突破しプレーオフステージに進出するには、白星を挙げて勝ち点3を得ることが絶対条件だ。

 大一番となる一戦だけに、両チームともリーグ戦の主力メンバーで臨む可能性が高い。FC東京はリーグ戦で首位を快走。ルヴァン杯も含めると7試合連続無失点中と堅守を誇り、得点を奪って勝ちきることは容易ではない。

 何とかゴールをこじ開けるため、鳥栖は19日の練習で攻撃の強化に時間を割いた。「前へ進むための工夫をしよう」「バックパスは何も生まない。もっと積極的にやろう」など、金監督は得点の意識を高めるような声を飛ばした。

 FC東京は攻撃陣も強力で、特に警戒が必要なのは17歳のMF久保。前回の対戦(ルヴァン杯第3節・4月10日)で決勝点となるFKを決められた上、リーグ戦では2試合連続得点中と勢いに乗っている。同じ17歳のMF松岡は「(久保と)マッチアップした時は、つぶしてやろうという気持ちで臨む」。いつになく強い言葉から、1次リーグ突破へ向けた選手たちの覚悟がうかがえる。

 

 

「5月MVP」募集

 

 佐賀新聞社は、月ごとに最も活躍したサガン鳥栖の選手をサポーター投票をもとに「月間MVP」として表彰している。毎月第1土曜日に発行している「月刊サガン鳥栖」の中で、インタビューなどを紹介する。

 5月はリーグ戦の大分戦(●0-2)、G大阪戦(○3-1)、広島戦(○1-0)、鹿島戦(26日)、ルヴァン杯の柏戦(△0-0)、FC東京戦(22日)が対象。投票はウェブで受け付け、応募者の中から抽選でMVP表彰のプレゼンターを決める。

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