里親制度の意義や役割を説明する小川健太郎さん=佐賀市のホテルニューオータニ佐賀

 世界で貧困などに苦しむ女性や子どもを支援する「ケア・サポーターズクラブ佐賀」(中川原三和子会長)の5月例会が19日、佐賀市のホテルニューオータニ佐賀で開かれた。児童養護施設「洗心寮」(基山町)の里親支援専門相談員小川健太郎さん(37)が、里親制度の意義や役割について講演し、里親家庭への理解を呼び掛けた。

 里親は子どもたちを家庭の一員として受け入れ、愛情と家庭的な雰囲気の中で育てる児童福祉法の制度。佐賀県内では、昨年4月1日時点で113世帯が里親登録している。小川さんは「登録数が毎年徐々に増えてきていて、子どもたちの選択肢が広がりつつある」と説明した。

 一方で「制度への理解がまだ不十分で、里親であることを地域の人たちに言えないというケースもよく聞く。里親家庭に温かいまなざしを向け、見守る仕組みづくりをしていきたい」と述べた。

 同クラブは2016年に設立。例会には約40人が出席した。

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