そろばんで読み上げ算に挑む小中学生ら=佐賀市の佐賀商工ビル

そろばんで読み上げ算に挑む高校生ら=佐賀市の佐賀商工ビル

 「ねがいましては-」。そろばんや暗算で計算力を競う県珠算競技大会が19日、佐賀市の佐賀商工ビルで開かれた。そろばん塾に通う小学生から一般まで76人が、読み上げられた数字を聞き取りながら、「パチパチ」とそろばんを必死にはじいた。

 大会は、県商工会議所連合会、県珠算連盟が主催し81回目。県内の塾や学校15団体から選抜された小中高校生らが中心となって挑んだ。8月に熊本県で開かれる九州大会の代表選考も兼ねており、小学校から高校まで個人と団体の上位2位までが出場権を得る。

 競技では、3桁から6桁の数字を、かけ算や見取り算など50問にわたり計算。競技種目別に上位入賞者を決め、全問正解者がいると、参加者を見守る保護者らから、どよめきの声が上がった。

 県珠算連盟の松江茂理事長は「2003年ごろ、そろばんを習う子どもの数が底を打ったが、教育関係者がそろばんの重要性を理解し、小学校で授業に導入されたことで、今では県内で約3千~4千人ほどが習っている」と現状を語った。

 そろばんの魅力について松江理事長は「計算力がつくのはもちろんだが、数字を見る力、聞く力、姿勢をただす力が備わり、社会人として仕事をする上で基礎的な力となる」と話した。

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