明滅しながら飛び交うホタル=17日午後9時ごろ、佐賀市川原町(長時間露光撮影)

 初夏の訪れを告げるホタルが、佐賀市中心部の小川で飛び始めた。ゆっくりと明滅しながら、日没後の住宅街に柔らかな光跡を描き出している。

 流れが穏やかで、幼虫の餌になるカワニナが豊富な場所を好むホタル。旧長崎街道沿いの佐賀市伊勢町と川原町の境を流れる小川では17日夜、数え切れない数のホタルが飛び交い、周りの木々をイルミネーションのように彩っていた。

 地元の住民が年に2回、川底を清掃している。川原町の松田年実自治会長は「ここに住んで30年になるけれど、こんなに飛んでいるのを見るのは初めて」と驚いていた。友人6人で観賞した近所の深川茉鈴さん(10)は「ホタルで川や木がきらきら光ってきれい」と歓声を上げていた。

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