竪穴住居をのぞき込む仁比山小児童=吉野ケ里歴史公園

 郷土(きょうど)の歴史に興味(きょうみ)を持ってもらおうと、神埼市は市内の全小学校7校で6年生を対象にした社会科見学を実施(じっし)、地元の吉野ケ里(よしのがり)歴史公園と王仁博士顕彰(わにはかせけんしょう)公園を訪(おとず)れています。このほど、仁比山(にいやま)小の児童約30人が両公園をじっくり見て回り、古代人の生活に思いをはせました。

 弥生(やよい)の環濠集落(かんごうしゅうらく)として全国的に有名な吉野ケ里遺跡(いせき)と日本に漢字を伝えたとされる王仁博士にちなむ地元の公園を実際(じっさい)に訪れ、郷土愛を育ててもらうのが狙(ねら)いです。

 吉野ケ里歴史公園では、児童たちは市の歴史の専門(せんもん)員から弥生人の特徴(とくちょう)や当時の生活について詳(くわ)しく説明を受けました。その後、物見やぐらに登って周囲を見下ろしたり竪穴(たてあな)住居(じゅうきょ)へ入ったりして、当時の人々の暮(く)らしぶりを肌(はだ)で感じていました。

 かめ棺(かん)を初めて見た森崎瑠莉(もりさきるり)さん(11)は「棺おけより小さいとは思わなかった」と驚(おどろ)き、髙尾奎斗(たかおけいと)君(11)は「濠(ほり)が深くてびっくりした。弥生時代も戦いがあったとは知らなかった」と感想を話しました。

(12日付14面)

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