IT産業の振興策などについて話す高木明啓さん=佐賀市柳町のこねくり家

 IT関連分野で活躍している「栄城ITコンサル部会」の会員が17日、佐賀市内で県や市の職員、県内のIT企業関係者と交流した。ITを巡る世界の動向を紹介しながら、県内のIT産業の振興についてアドバイスした。

 部会は、佐賀西高や前身の佐賀高などの卒業生でつくる「東京栄城同窓会」の勉強会。ピラミス・コンサルティング(東京)の代表取締役の高木明啓さんが講話し、米国のインターネット通販王手アマゾンや動画配信王手ネットフリックスなどが展開する新しいビジネスモデルを解説した。IT産業をけん引するシリコンバレーを引き合いに「開発が佐賀で本社は国内外の市場がある所にする『イノベーション・ハブ』の道を進むのが望ましい」と提案した。

 起業家や技術者を県内に呼び込む重要性も強調し、「自然との触れ合いや職場と住居の近さなど、大都会では望めない優しい仕事環境は好条件になる」と指摘した。県の担当者は「人材流出県」から脱却するためにIT産業の振興策を進めていることを報告した。交流会は部会の発足10周年記念で企画した。

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