中島ヤスの功績をしのび、句を詠み上げた佐賀女子高3年の河野杏さん(左)=佐賀市本庄町の旭学園体育館

女子教育を築いた精神をたたえ、「ヤス先生の思いに応え、夢の実現に向かって」と呼び掛ける旭学園の内田信子理事長

 佐賀女子高や佐賀女子短期大学を運営する旭学園(内田信子理事長・佐賀市本庄町)は17日、創立者の中島ヤス(1876~1951年)をしのぶ校祖祭を開いた。生徒たちや関係者約600人が出席し、女子教育を築いた功績をたたえた。

 中島は私塾を立ち上げた後、1923年に学園の前身になる佐賀裁縫女学校を創立した。内田理事長は式辞で「太陽の光は誰にも平等」という旭学園の名前の由来を紹介しながら、「佐賀、日本だけでなく、世界の女性にも夢を与えている。中島ヤス先生の思いに応え、一人一人が夢の実現に向かって」と呼び掛けた。

 式では創立者の写真を飾った壇上に向け、花をささげたり、佐賀女子高と短大の学生が作った句を詠み上げたりした。「初夏の風 新たな時代を 吹き抜ける」と詠んだ佐賀女子高3年の河野杏さん(17)は「令和になり、学校でも新しいことを始めるきっかけにしたいと思って作った。ヤス先生みたいに平等の精神を持って、学校生活を過ごしたい」と話した。

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