訓練で、襲ってきた者に防護板を用いて対応する警官ら=佐賀市の運転免許試験場

訓練で、聴衆の中で発砲をした男を素早く取り押さえる警護員=佐賀市の運転免許試験場

 佐賀県警は16日、東京五輪・パラリンピックやG20サミットなど大規模な国際的な行事で警護員の派遣が予想されることから、佐賀市の運転免許試験場で警護訓練を実施した。県警初の女性警官の警護専従員が参加し、技術や士気を高めた。

 県内の各署長から推薦された警察官42人(うち女性8人)が、対象者の保護や犯人制圧の手順を確認した。警護訓練では、防護板を使用した基本訓練や警護車を囲むように走行する車列警護など、一人一人の判断力や車列のチームワークを確認した。聴衆の中に銃撃する者がいたことを想定した訓練では、保護対象者をいち早く避難させ、襲ってきた犯人役を3人の警護員が取り押さえていた。

 白仁田浩司警備部長は「今よりもさらなる技術向上を目指し警護に当たってほしい」と期待。県警初の女性警官の警護専従員となった高尾智美巡査部長(26)は「警護は0点か100点か。常に緊張感と鋭い観察眼を持って警護に努めたい」と熱意を語った。

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