煎茶道の祖・高遊外売茶翁(こうゆうがいばいさおう)(1675~1763年)にちなんだ茶会が25日、佐賀市柳町の旧古賀家で開かれる。穏やかに箏(そう)の音色が響く中での茶席や写本体験で、格差のない平和な世の中を希求した売茶翁の精神に思いをはせる。

 煎茶、抹茶、中国茶、スリランカ紅茶の茶席を設け、京都の煎茶道遊心会家元今坂崋山さんやスリランカから来た佐賀大学留学生などが茶を提供する。手本を元に売茶翁が遺した漢詩の一部を書き写す体験や、近藤イツコさんの箏演奏、佐賀市の老舗菓子店「鶴屋菓子舗」による和菓子作りの実演もある。

 主催する高遊外売茶翁顕彰会の川本喜美子理事長は「令和が始まったことを機に、新時代の到来を待ち望んだ売茶翁の思いを知ってもらえたら」と来場を呼び掛けている。

 チケットは限定100枚で1500円。問い合わせは肥前通仙亭、電話0952(65)2152。

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