ロープで合図を送り、倒れた人(手前)を発見したことを仲間に伝える隊員=佐賀市の佐賀広域消防局南部消防署

 消防救助の技を隊員らが競う「県消防救助技術総合訓練」の局内選考会が16、17日、佐賀市川副町の佐賀広域消防局南部消防署で開かれた。同局6署の隊員が、これまでの訓練の成果を発揮した。

 若手隊員を中心に2日間で総勢165人が出場。中島英則局長(59)が「救命救急のプロ。救助は安全で確実、迅速に実施することが求められる」と訓示した。

 16日は、火事など煙が充満した現場での救出を想定した「ほふく救出」、自身にロープを巻き、垂直のはしごを15メートル登る「はしご登はん」など8種目を実施した。隊員たちは機敏に動き、仲間と協力する場面では息を合わせていた。

 今年は「自然災害における救助活動」をテーマに、隊員たち自身が訓練を考えて発表する技術訓練も実施した。

 ほふく救出に出場した入局7年目の吉永紗弓隊員(27)=佐賀市=は「空気呼吸器に不備がないかなど、隊員が安全であることも意識した」と話した。

 県消防救助技術総合訓練は6月5日、佐賀市兵庫町の県消防学校で開かれる。

このエントリーをはてなブックマークに追加