高齢者や子どもたちの見守り事業を始めた多久市地域貢献推進協議会。日常業務の一環で市内をパトロールする=多久市

 多久市の社会福祉法人など18団体でつくる市地域貢献推進協議会(会長・諸隈博子天寿会常務理事)は、お年寄りや子どもたちの見守り事業を始めた。車で地域を巡回し、異常を見つけた場合は連携して支援に当たる。

 各法人が所有している車を使用し、施設利用者の送迎など日常業務の一環で地域の見守りも行う。車両には「みんなでみまもり隊」のステッカーを貼る。支援や保護が必要な人を見つけた場合は、事務局の市社会福祉協議会に連絡し、専門の職員が対応する。

 市によると、介護が必要な市内の認知症高齢者のうち、自宅で暮らしている人は2017年4月時点で約400人に上る。14日の総会後に開かれた出発式で、諸隈会長は「困っている人を見掛けたら、優しく声をかけ、迅速で適切な対応につなげていきたい」と述べた。

 協議会は、特別養護老人ホームや保育園、障害者の救護施設の運営法人などで構成する。相談窓口を各施設に設け、それぞれの専門性を生かして介護や育児、貧困などの課題を抱えている人たちをサポートする。民生委員や児童委員、市や保健所とも連携し、継続的な支援につなげる。

 

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