玄釉のカップ&ソーサー。軽くて持ち手が大きく高齢者でもつかみやすい

山本創二郎さん

 武雄市山内町の黒髪山の麓にある「閑古錐(かんこすい)窯」の2代目山本創二郎さん(29)は、家業を継ぐために4年前に愛知県から帰郷。旧県立窯業大学でろくろ技術を学び、父・英樹さんの下で修行を重ねています。

 閑古錐窯は創業以来、主に器を制作し、一般家庭だけでなく、県内外の創作料理店やレストラン、ホテルから「料理が映える」と高い評価を受けています。

 器にはガラス釉や玄釉、金彩、銀彩を施し、形や大きさ、デザインなど細かい求めにも応じています。特にガラス釉の器は陶器の温かさとガラスの清涼感が楽しめ、玄釉を施した器は黒っぽい鉄のような質感が特徴です。いずれもロングセラーのヒット商品です。

 創二郎さんは「ヒット商品の中から現代に求められている器が見えてくる。ニーズに応えられるよう技術を磨いていきたい」と制作に励んでいます。電話は0954(45)5620。(地域レポ―ター・二宮幸枝=江北町)

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 「令和を担う」は「工房を訪ねて」に代わる新企画です。陶芸や工芸などの分野で、これからの時代を担う作家を紹介します。月に1回程度、掲載します。

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