専用の装置で速度違反を取り締まる小城署員=小城市牛津町上砥川

 小城署は16日朝、交通量が多い小城市牛津町の通学路で、速度違反の取り締まりを実施した。県警が4月に運用を始めた移動式の自動取り締まり装置(オービス)を道路脇に据えて運転手に注意を促し、事故の抑止に努めた。

 朝夕を中心に抜け道として利用する車が多い幅約3・5メートルの県道で、児童や生徒の通学時間帯に合わせ1時間行った。区間の最高速度は30キロに制限されているが、スピードを出す車が多く見られ、地元から取り締まりの要望が出ていた。

 今月8日には滋賀県大津市で保育園児2人が亡くなる交通事故が起きた。小城市内でも2015年11月、登校中の小学生の列に乗用車が突っ込み、4人が重軽傷を負った事故が起きている。

 この取り締まりで摘発された違反はなかったが、小城署の江副太交通課長は「運転免許を取得する前は、多くの人が徒歩や自転車で移動していたはず。当時を思い返し、相手の立場になって安全な運転を心掛けてほしい」と話した。

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