VR歩行環境シミュレーターで横断歩道を渡る参加者=唐津市の高齢者ふれあい会館りふれ

 唐津署と県警交通企画課による安全教室が15日、唐津市二タ子の高齢者ふれあい会館りふれで開かれた。ゆめさが大学唐津校に通う50~80歳代の学生33人が新型のVR(仮想現実)歩行環境シミュレーターを使い、道路横断での危険予測や事故を疑似体験した。

 同課の福田公彦警部が講話をし、県内の統計から、高齢者は追突事故は少ないが、出合い頭や右左折時の事故、アクセルとブレーキの踏み間違いが急増していると指摘。先月、東京・池袋で起きた母子死亡事故の遺族のメッセージも紹介した。

 シミュレーターは県警が今月から導入した最新機器で県内初の運用となった。交差点で道路寄りの角に立ち、トラックの内輪差による巻き込み事故を疑似体験した市内の男性(77)は「リアル過ぎて思わず声が出た。歩道でも道路から離れて待つべきと分かったし、横断歩道の渡り方も気を付けたい」と感想を述べた。

このエントリーをはてなブックマークに追加