起工式であいさつするアシックの青木孝志社長=有田町北ノ川内

 半導体部品などの表面処理を手掛けるアシック(本社・西松浦郡有田町、青木孝志社長)は、本社、工場を近くに移転新築するため、有田町と立地協定を結んだ。拡大する需要に対応するため工場を増設、生産能力は最大5割増となる見込み。12月に完成予定で、2020年3月操業を目指す。

 同社は主に、半導体や液晶の機械部品のさびを防ぐ特殊な表面処理技術「レイデント処理」を行っている。中国地方の一部と九州の大手部品メーカーが取引先。工場稼働から約20年がたち、施設更新と需要増に対応するため増設を決めた。

 現在の本社、工場がある前原工業団地そばに移る。敷地面積8961平方メートル、鉄骨平屋、延べ床面積2266平方メートルで、工場は現在の1・5倍の広さになる。従業員は新規に10人を地元採用し、計27人となる予定。投資額は4億2千万円。売上高は18年度が3億円で、25年度には3億5千万円を見込む。

 移転先で15日、起工式が開かれ、青木社長は「第5世代(5G)移動通信システム、AI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)で半導体の需要拡大が見込まれる。新設備で対応したい」とあいさつした。

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