広島戦に向けた練習で選手に指示を送る金明輝監督(中央)=鳥栖市北部グラウンド

 サッカー・J1サガン鳥栖はリーグ戦第12節の17日午後7時から、広島市のエディオンスタジアム広島でサンフレッチェ広島と対戦する。鳥栖は金明輝(キン・ミョンヒ)監督が正式就任後初のリーグ戦となった前節・G大阪戦で7試合ぶりに勝利。今節は苦手な敵地での一戦となるが、白星で勢いを加速したい。

 G大阪戦は鳥栖らしいハードワークで攻守に相手を圧倒。開幕10試合で総得点1と苦しんでいたのがうそのように、FW豊田らのゴールが飛び出し3-1で快勝した。通算成績は2勝1分け8敗(勝ち点7)と最下位のままだが、今後の巻き返しを感じさせる大きな一勝となった。

 対するサンフレッチェ広島は5勝2分け4敗(勝ち点17)で8位。一時は首位に立ったが、現在4連敗中と苦しんでいる。ただ、第2~6節を5試合連続で無失点に抑えた守備陣は強固で、両サイドから仕掛ける攻撃はスピード感にあふれる。特にDF佐々木、MF柏、MF野津田で構成する左サイドには警戒が必要だ。

 14日に鳥栖市北部グラウンドで行った公開練習では広島の攻撃をイメージし、サイドの攻防を強化。金監督は守備面で「簡単にサイドからクロスを上げさせるな」と指示を出し、攻撃面ではDF三丸からのクロスをFWトーレスが倒れ込みながら合わせる場面もあった。

 敵地での勝利は昨季まで2年連続で年間2勝に終わり、今季は未勝利。苦手な敵地での一戦となるが、主将のMF福田は「前節のようにチーム全員が同じ絵を描いて戦えば、相手がどう出てきても勝てる」と勝ち点奪取に自信をのぞかせた。

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