15日夕方に多久市と杵島郡江北町の境で発生した山林火災の現場。県内は乾燥した状態が続いており、火災が多発している

 佐賀県内は15日まで12日連続で乾燥注意報が出されており、1日以降、枯れ草やごみ焼却の延焼が原因とみられる火災が少なくとも12件発生している。これから麦の収穫期を迎え、麦わらの野焼きをする農家が出てくることも予想されることから、佐賀地方気象台などが注意を呼び掛けている。

 県内の5消防本部によると、1日から15日までに発生したごみの焼却や野焼きの延焼が原因とみられる火災は12件。佐賀が4件、伊万里・有田が2件、唐津が1件、鳥栖・三養基が4件、杵藤が1件。他にも原因は分からないものの、のり面や林を焼く火災が多数発生している。

 佐賀市大和町では8日、枯れ草を焼却中に近くの廃材に燃え移って約120平方メートルを焼失。小城市芦刈町では11日、野焼きの火が風にあおられて周囲の枯れ草に燃え広がり、約320平方メートルを焼いている。

 佐賀地方気象台によると週内は乾燥した状況が続くと予想しており、「火の取り扱いには十分注意してほしい」としている。

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