武雄焼窯元10人による花器展。近くに自生する野の花が飾られた=佐賀市大和町松瀬の湛然の里ぎゃらりーせせらぎ

 「野の花を活(い)ける花器展」が、佐賀市大和町の湛然の里ぎゃらりーせせらぎで開かれている。武雄焼の窯元10人が、素朴な草花を引き立てる一輪挿しや掛け花などの新作約100点を出品。身近にある自然の美を暮らしに取り入れる豊かさを伝えている。20日まで。

 形状は釣り鐘、鍵、湯たんぽとさまざまで、技法も焼き締め、化粧土、掛け分けなど多彩だ。赤紫色のアザミ、白いヤマボウシなどギャラリー近くに自生する小さな草花が飾られ、来場者は「売られている花にはない飾らない美しさがある」「自宅でもできそうで、花器を使う見本になる」と見入っていた。

 武雄市の亀翁窯の古賀末廣さん(62)は「華道や茶花は色やサイズに一定の制約があるが、この展示会は自由に発想できる。楽しんでもらえれば」と来場を呼び掛ける。19日には金継ぎ体験を予定する。

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