中林梧竹の作品説明パネル。「梧竹さんは『令』と『和』の文字を書いていた」と紹介している

 「令和」への改元の節目に合わせ、小城市立歴史資料館でテーマ展「元号あれこれ」が開かれている。江戸時代以降の元号が記された収蔵資料10点を並べ、それぞれの時代の出来事をたどる。7月14日まで。入場無料。

 江戸時代から昭和までに出された書状や書作品、出土品を集めた。令和に関する資料では、小城出身の書家、中林梧竹が60代後半に残した作品1点を展示。中国・北魏時代(386~534年)の瓦の銘文を隷書体で臨書したもので、「令」と「和」の文字が含まれている。

 同じく小城出身で、明治時代に司法大臣を務めた波多野敬直(たかなお)の二行書は、大正天皇の即位の喜びを漢詩で示した作品。小城藩10代藩主の鍋島直亮(なおすけ)が家臣に出した知行宛行(ちぎょうあてがい)状には、文政、弘化年間に石高を増やしたことなどが記されている。

 6月8日、7月13日は学芸員による展示解説がある(各日午前11時、午後1時の2回)。問い合わせは小城市立歴史資料館、電話0952(71)1132。

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