開会した改選後初の臨時佐賀県議会=県議会棟

 議会人事や委員会構成を決める改選後初の臨時佐賀県議会が14日、開会した。会派代表による世話人会が開かれ、2023年に県内で開催される国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会を見据え、「スポーツ振興対策等特別委員会」を新設することを申し合わせた。従来、諫早湾干拓事業の開門問題と九州電力玄海原発への対応は別の特別委で審議してきたが、一つに再編して名称を「有明玄海・原子力安全対策等特別委」とした。

 佐賀空港への自衛隊輸送機オスプレイ配備計画と九州新幹線長崎ルートの整備を審議する佐賀空港・新幹線問題等特別委の定数は改選前と同じ12人。

 スポーツ特別委は、総事業費470億円に上る県総合運動場周辺(佐賀市)の「SAGAサンライズパーク」の整備事業や、選手と指導者の育成、練習環境の充実を目指す「SAGAスポーツピラミッド構想」といった県のスポーツ関連施策に関し、重点的に審議していく。定数は12人。

 有明玄海・原子力特別委では、玄海原発3、4号機が新規制基準で定められたテロ対策施設の設置期限に間に合わない見通しで、22年8月以降、運転を停止する可能性が出てきたため、対応を審議する。防災や危機管理対策も取り扱う。定数は12人。

 議会最終日の16日、議長選挙を実施する。自民会派の候補者が選出される見通し。また、任期満了を迎える2人の副知事の後任に、県政策部政策アドバイザーを務める坂本洋介氏(60)と、文化庁文化資源活用課長の小林万里子氏(50)を選任する議案を審議する。

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