薬用植物の栽培で協定を結んだフローラの川瀬善業社長(左)と玄海町の脇山伸太郎町長=玄海町役場

 玄海町は9日、作物の栄養剤「HB-101」の製造販売で知られるフローラ(三重県、川瀬善業社長)と、薬用植物の栽培研究に関する連携協定を結んだ。栽培が難しい薬用植物の安定生育につなげ、農家の収入向上を図る。

 同町は漢方に使われる甘草などの栽培を新産業にしようと、2008年から研究を続けている。しかし発芽率が低いなどの課題も抱えている。

 「HB-101」は、ヒノキやマツなどのエキスから作った栄養剤で、世界50カ国へ輸出している。同社は町に同商品を1年間無料で提供。両者は共同で植物栽培に取り組み、栄養剤を使うタイミングや量を調べ、効果があるかを研究する。得られたデータは自社製品の信頼性を高めるために使用し、ノウハウは町内農家とも共有する。

 同町役場であった協定締結式で、脇山伸太郎町長は「これを機に農家の収益が向上すれば」と期待。川瀬社長も「町の発展や農家のブランド力向上に貢献できるよう全力で努力する」と誓った。

このエントリーをはてなブックマークに追加