日本酒を20%配合したソフトクリームを紹介するMAYUKOさん

酒蔵や商品についてMAYUKOさん(左)に説明する峰松幸弘社長=鹿島市の幸姫酒造

 佐賀の魅力を伝えるウェブマガジン「SAGARICH(サガリッチ)」から、掲載記事を紹介する。今回は5月号で「佐賀づくり応援企画」として鹿島市の幸姫酒造を特集した。ナビゲーターはサガリッチモデルのMAYUKOさん=武雄市出身。

 鹿島市の幸姫酒造は1934年創業で、日本三大稲荷の一つ、祐徳稲荷神社(同市)の御神酒も醸造している。2004年から酒蔵見学をスタートし、販売コーナーには有明海の特産物や粕(かす)漬けなどが並んでいる。

 九州で初めての地酒を使ったソフトクリームも店頭で販売中。アルコール0%で、子どもやドライバー、お酒が苦手な人でも安心して堪能できる。自社で製造した日本酒を20%配合し、すっきり、あっさりとした味わい。

 日本酒の消費低下に伴い、女性や子どもにも日本酒を身近に感じてもらおうと開発した。これを目当てに酒蔵を訪れる若者や子連れ客もいるという。

 社長の峰松幸弘さんは4代目。「この辺では一番新しい酒蔵」と言うものの、戦時中も製造を止めることなく造り続けてきた歴史がある。現在は長男が杜氏となり、食前酒や食事に合う日本酒も醸造している。

 酒は気温、水の温度、酒米の出来などで年によって味が変わる。峰松社長らはそれらのバランスを見極め、思い描く「蔵の味」に近づける努力をしている。「ポイントは小さなタンクで丁寧に醸造すること。量産は難しいが、これも良い酒を造るため」と思いを語った。

このエントリーをはてなブックマークに追加