現代と変わらない精度の「伊能図」の縮小版コピー=佐賀市の佐野常民記念館

 「地図にまつわるエトセトラ」と題した企画展が佐賀市川副町の佐野常民記念館で開かれている。伊能忠敬が手掛けた実測図の複製、明治時代の戦跡図など約40点を展示し、当時の測量技術の高さを伝える。6月14日まで。

 佐野常民は海軍伝習時代に「伊能図」と出合い、その精巧さを称賛したことが記録に残っている。「航海の際には伊能図に頼っていた」と記した佐野の講演録、北海道や中四国、九州の「伊能図」の縮小版コピーを並べる。

 西南戦争に関する地図の実物も出展しており、政府軍と西郷軍の勢力分布、当時の状況、戦跡などを詳しく伝える。アジアや欧州の古い地図もあり、現代との違いを楽しむことができる。

 観覧料300円(小中高生100円)。小学生向けに地図づくりの体験学習を19日午後1時半に開く。定員10組20人で、電話で受け付けている。問い合わせは同館、電話0952(34)9455。

 

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