決勝・佐賀LIXIL FC-佐賀大 前半、ドリブルで切り込むLIXILのMF山本祐太(左)。この試合決勝点を挙げた=県総合運動場球技場

 天皇杯全日本選手権の県予選を兼ねた第24回佐賀県サッカー選手権大会(県サッカー協会主催、佐賀新聞社・共同通信社共催)は12日、県総合運動場で決勝があり、佐賀LIXILFCが佐賀大を1-0で破り、2連覇を果たした。

 佐賀LIXILは前半33分、左サイドからのクロスをMF山本祐太が右足で押し込み先制に成功。後半は運動量豊富な佐賀大に攻め込まれたが、全員で集中して守り、逃げ切った。

 大会の最優秀選手には決勝戦で得点を挙げた山本祐太(佐賀LIXILFC)、敢闘賞には平形武丸(佐賀大)が選ばれた。

 第99回天皇杯全日本選手権大会は25日に開幕する。佐賀LIXILFCは25日午後1時から、和歌山県の紀三井寺公園陸上競技場で和歌山県代表と戦う。

虎の子1点守り切る

 最後まで集中力を切らさず、虎の子の1点を守り切った。ピッチ上の気温が33度を超える中、佐賀LIXILFCが佐賀大を下して2連覇を達成。永吉龍也監督は「押される場面もあったが、体を張って守ってくれた」と選手をたたえた。

 先制点は練習から意識していた形で生まれた。前半33分、左サイドを駆け上がったMF松尾栄次が中央に速く低いクロスを供給。前方で味方がつぶされたところを、フリーで待ち構えたMF山本祐太が右足で冷静に蹴り込んだ。殊勲の23歳は「GKと守備の間に入ることを練習から心掛けていた。落ち着いて合わせられた」とうなずいた。

 暑さの影響で後半は足が止まり、佐賀大の波状攻撃に防戦一方となる展開に。何度もゴールを脅かされ、ひやりとする場面が続いた。ただ、「全員が集中して守り切れた」とFW三宅大樹主将が振り返るように、最後までゴールを割らせなかった。

 前回の全国大会は1回戦で宮崎県代表に敗れている。三宅主将は「練習からしっかり準備して、勝つイメージを持って臨みたい」と一戦必勝を誓った。

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