古賀峯一元帥慰霊碑前で恒久平和を誓った慰霊祭=有田町の陶山神社

古賀峯一元帥慰霊碑前で玉串を捧げる有田防衛協会の深川祐次会長=有田町の陶山神社

 有田町出身で旧海軍連合艦隊司令長官を務めた古賀峯一元帥(1885-1944年)の慰霊祭が11日、同町の陶山神社で開かれた。顕彰会や町、海上自衛隊佐世保地方総監部など関係者ら約140人が元帥をしのび、今日の平和に感謝した。

 慰霊祭は1980年、神社境内への慰霊碑建立を機に始まり、40回目。海自第22航空群(長崎県大村市)のラッパ隊と儀杖(ぎじょう)隊が弔銃で空砲を響かせた後、神事があり、有田工高吹奏楽部が鎮魂の曲を演奏した。

 式辞では、有田防衛協会の深川祐次会長が「今日の平和は古賀元帥をはじめ、多くの命の犠牲の上に成り立っていることを忘れてはならない」と述べ、恒久平和への思いを新たにした。

 古賀元帥は戦死した山本五十六の後任長官で、44年3月に飛行艇でフィリピンに移動中、消息を絶った。親英米派で日独伊三国同盟と対米開戦に反対だったという。

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