早稲田大学応援部が校歌や応援歌をささげ、来場者も一緒に歌った=佐賀市の大隈重信記念館

 佐賀県出身で早稲田大学を創設し、内閣総理大臣を2度務めた大隈重信の功績をたたえる「大隈祭」が12日、佐賀市水ケ江の大隈重信記念館で開かれた。晴天の下、同大卒業生や地域住民ら約620人が訪れ、校歌や応援歌をささげ、遺徳をしのんだ。

 早大応援部は明治維新150年記念となった昨年の大隈祭に初めて招かれ、今年も駆け付けた。男子学生やチアリーダーたちが銅像前に並び、機敏な動作と大声で応援歌「紺碧(こんぺき)の空」などを奉納。校歌「都の西北」では来場者も立ち上がり、右手を上下に振りながら一緒に歌っていた。

 応援部の小野興さん(22)=政経学部4年=は「郷土愛と大隈先生への尊敬の念を持つ皆さんと一緒に、いいステージをつくることができた。これまで距離があった現役学生と佐賀との交流を深める一助になれば幸い」と話した。

 このほか、薩摩琵琶奏者の北原香菜子さんによる演奏や、昨年度の大隈スピーチコンテストで最優秀賞に輝いた弘学館中3年の矢次美晴さんら入賞者3人の発表、早大大学史資料センター所長の大日方純夫氏による講演もあった。大隈祭は今年で39回目。

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