街角に座り込んで絵を描く美術部員ら=佐賀市柳町周辺

 佐賀市中心部で11日、第2回県中学校スケッチ大会が開かれた。県内25校の美術部員ら251人が参加し、佐賀の町並みを画用紙に写し取った。

 白山名店街、呉服元町商店街、柳町周辺に分散し、日陰に座り込んで画材を広げた。致遠館中(佐賀市)3年の小笠原楓さんはアクリル絵の具で指を使って青空のグラデーションを描き、「筆より指の方が細かい部分まで表現できる」と話した。東原庠舎中央校(多久市)8年の木下星空(せいら)さん(13)は「人工物より自然物を描きたい。この木はツタが絡まってめっちゃいい感じ」と、同市柳町の八坂神社で推定樹齢600年の大きなクスノキを伸び伸びと描いた。

 画家の下村康二さんと佐賀大学芸術地域デザイン学部の小木曽誠准教授が、特選35点と入選72点を選出。下村さんは「絵は自由で個性が大事。自分が感動する場所を探し、自分の捉え方で人と違う絵を描こうと頭の隅っこで考えて」とアドバイスを送っていた。

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