福岡県が佐賀県との県境に造る五ケ山ダム建設で、神埼郡吉野ケ里町小川内の水没予定地にある佐賀県指定天然記念物「小川内(おがわち)の杉」の移植作業が24日始まった。高さ24~39メートルの3本の幹が根元で癒着する樹齢700年以上の巨木を土ごと、43メートル高い220メートル南側に移す。