5、6位決定戦・トヨタ紡織九州-トヨタ自動車東日本 後半、トヨタ紡織九州のRW三重樹弥がシュートを決め、28-28とする=福井市の北陸電力福井体育館フレア

 ハンドボールの高松宮記念杯第9回全日本社会人選手権大会第4日は11日、福井県の北陸電力福井体育館フレアなどであり、男子のトヨタ紡織九州レッドトルネード(神埼市)は、5、6位決定戦でトヨタ自動車東日本(宮城県)に29-30で敗れ、6位に終わった。

 トヨタ紡織九州は前半13分までに4点のリードを許したが、GK小峰大知(佐賀清和高出身)が好セーブを連発して追い上げを図った。29分にルーキーのRW三重樹弥が得点を奪い、14-14で折り返した。

 後半は序盤の連続失点などで一時7点差まで広げられたが、終盤、LB八巻雄一を中心に粘り強い守備を取り戻した。5連続得点で食らいつき、残り1分で同点に追いついたものの、終了間際に勝ち越された。

 最終日は12日、男女の決勝リーグなどがあり、優勝チームが決まる。

 ▽5、6位決定戦

トヨタ自 30 14-14 29 トヨタ紡

動車東日    16-15    織九州

残り4秒、天仰ぐ

 ○…29-29で迎えた後半残り4秒。自陣ゴール前での攻防をこらえきれずに失点すると、若い選手たちは一斉に天を仰いだ。

 2季連続リーグ得点王でチームの得点源だった韓国代表の金東喆を横に二つ並べる)(キム・ドンチョル)が母国リーグに移籍。今季は堅守から速攻に持ち込む戦いをベースに日本リーグの4強入りを目指すが、3試合を戦った今大会は中央から得点を許す場面が目立ち、金明恵(キム・ミョンヘ)監督は「(守備面の)課題がはっきり見えた」と振り返る。

 ことし30歳を迎えるRB李琅鎬(イ・ウンホ)、LB朴永吉(パク・ヨンギル)の両韓国人を除いた15選手は全員20代。長いシーズンを戦う上で、精神的支柱の役割を果たす選手の台頭が欠かせない。7月から始まるリーグ戦に向け、26歳の主将、RW荒川蔵人は「差を感じたフィジカルを強化し、コミュニケーションを多く取っていきたい」と意気込んだ。

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