パラソルの下に腰掛け、麦秋を楽しむ来場者=佐賀市川副町犬井道

 黄金色の穂が幾重にも波打ち、サワサワとこすれ合う自然のBGMが耳に心地よい。収穫期を迎えた麦畑の真ん中で軽食やコーヒーを味わい、ゆっくりした時間を過ごせる「麦秋カフェ」が11、12日の2日間、佐賀市川副町犬井道で開かれている。

 作物として育てられた麦を観光にも活用した取り組みで、地元の農家や商工会を中心とした実行委が主催。大麦、小麦の順に熟し、佐賀平野を黄金のじゅうたんのように染める“初夏の実り”は、全国有数の産地である佐賀が誇る美しい光景だ。小城市から訪れた中嶋香織さん(35)は「揺れる麦に癒やされる。麦わらのベッドでゴロゴロしたくなる」と友人との会話が弾んだ。

 今年で8年目となり、自身の麦畑を解放している実行委の江島政樹さん(39)は「一面の麦秋が見られるのは収穫前の1週間から10日と短い。この価値を知ってほしい」と話す。オープンは午前10時~午後4時まで。場所は佐賀空港から北へ約1・5キロ。問い合わせは江島さん、電話090(7923)0107。

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