JAさがが発売するカップ入りうれしの茶。中に大ぶりのティーバッグが入っている

 急須でお茶を入れることがない人も増える中、うれしの茶を手軽に楽しんでもらおうと、JAさがは静岡県吉田町の企画会社・クイックと連携して、カップ入り新茶の販売を始めた。茶葉が開くのが遅いうれしの茶の特長を生かし、「3煎とも、違うおいしさが味わえる」とPR、ブランド力の向上を図る。

 全国の有名産地の茶を扱う「ド・コ・デ・モ急須感覚 椀(わん)茶」シリーズで、「嬉野新茶」として販売する。一見、チェーン店のコーヒーかと見まがうおしゃれなカップ(約370ミリリットル)に、大ぶりのティーバッグが入っている。湯を注ぐだけで本格的なお茶が味わえ、ひもを引き上げる仕組みのため、複数回お茶が出せる。

 一般的な針状の煎茶と違って、うれしの茶は葉が丸まった玉緑茶のため、1杯目にさわやかさ、2杯目にうまみ、3杯目に香りが楽しめるという。

 7月までの期間限定で、主に首都圏で販売。県内ではJAの「季楽直販本店」(佐賀市)で594円(税込み)で販売する。6月からは、玉緑茶と同様に3杯目もおいしさが楽しめる特産の釜炒(い)り茶を投入する。お茶の消費が先細る中で、JAさが園芸直販課は「全国的にも珍しい、うれしの茶の良さを広くPRして、消費拡大につなげたい」と期待する。

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