入塾生代表で宣誓する唐津南高1年の吉村郁弥さん(中央)=佐賀市の県農業試験研究センター

 若手農業後継者を育成する「未来さが農業塾」(塾長・青木久生唐津南高校長)の入塾式が10日、佐賀市川副町の県農業試験研究センターで開かれた。10期生となる県内の農業系高校に通う生徒16人が、農業を学ぶ決意を新たにした。

 同塾は2010年に開講し、県内5つの農業系高校の教師でつくる「佐賀県高校教育研究会農業部会」が運営する。各校に呼び掛け、入塾希望者を募った。年4回程度、地元農家の視察や農業経営者との交流などを通し、先進的な取り組みを学ぶ。

 青木塾長は「塾では県産農作物のブランドや農業経営、起業家としての心構えの三つを中心に学ぶ。社会でグローバル化や情報化が進展していく中、農業も世界的視点を持つことが必要」と話した。

 入塾生を代表し、唐津南高1年の吉村郁弥さん=唐津市=が「佐賀の農業発展に貢献できる人材となることを誓う」と宣誓した。

 生徒たちはそれぞれ入塾の動機を発表し、「先進農家の経営を学びたい」「仲間づくりをしたい」と思いを口にした。

 研修は3年間のプログラムで実施する。これまで157人が卒塾し、県農業大学校や農業系の4年制大学への進学、就農などにつながっている。

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