九州電力は9日、2018年3月に再稼働した玄海原発3号機(東松浦郡玄海町)の定期検査(定検)を13日から実施すると発表した。再稼働後の定検は初めて。約3カ月にわたって実施し、8月20日に営業運転復帰を見込む。

 定検は、運転中の原発が13カ月ごと、廃炉作業中も9カ月ごとの実施が法で義務付けられている。今回は、原子炉本体や核燃料の貯蔵施設に加え、原子力規制委員会が定める新規制基準に基づいて新設した大容量空冷式発電機など105項目を検査する。定検中に燃料集合体193体のうち約3分の1を取り換える。

 あわせて昨年3月、さびによる腐食で配管に穴が空き、蒸気漏れが起きた2次系統の脱気器空気抜き管については、16本全てを炭素鋼からさびに強いステンレス鋼に交換する。空気抜き管以外の脱気器周辺の配管も保温材や外装板を取り換え、外観を点検する。

 18年6月に再稼働した玄海4号機の定検は、8月16日開始の予定となっている。

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