清酒と焼酎の利き酒に挑戦する学生たち=佐賀市の佐賀大学

 若者に県内産の日本酒や焼酎の魅力を感じてもらおうと、県酒造組合(古賀釀治会長)は7日、佐賀市の佐賀大学で20歳以上の大学生らを対象に「お酒セミナー」と利き酒会を開いた。

 講師を務めた福岡国税局鑑定官室の武藤彰宣室長が、酒造りの工程、原料や香りの種類、日本酒の海外進出などを紹介した。その後、農学部長の小林元太教授(応用微生物学)のゼミ生ら約60人が利き酒に挑戦。「甘い」「違いが分からない」と言いながら、7種類の清酒と4種類の焼酎の香りや味を比べ、違いを楽しんだ。

 同大学ブランドの日本酒「悠々知酔」の製造に関わった農学部4年の安達佳歩さん(22)は「酒造りを経験し、セミナーの内容は深く理解できた。でも利き酒は難しい」と悔しそうに話した。

 古賀会長は「お酒は適量をおいしく楽しく飲んでほしい。飲酒事故や急性アルコール中毒死といった痛ましい事件を防ぐためにも活動を続けたい」と語った。

 セミナーは県内産の酒の消費拡大と上手なお酒との付き合い方を知ってもらおうと、2007年から年2回、県内の4年制大学で開いている。

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